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17年度の学び
 | モグラのプロジェクト学習 |
| 自然、人、さまざまな事物に触れて、子どもたち自身がその違いに気づいたり、変化を察知したり、不思議を感じることから、活動が始まります。17年度は週2回の林あそびの中で、ボコボコとした土の盛り上がりに興味を持ち、穴掘りが始まりました。17年度はこの「モグラ」について1年間追ってみたいと思いました。子どもたちの素朴な気づきからどのような活動が展開されるか、子どもたちの主体的な活動を援助していくと同時に、方向性や発展性のある総合的な保育を進めるために、保育者も教育的な意図を持って環境づくりにつとめます。 |
| 1.気づき |
「フカフカだね、この土」
「どうして土が盛り上がっているの?」
「掘ってみよう」
「アッ、穴がつながってるよ」
「ホント、トンネルになってる!」
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| 2.追求のはじまり |
「モグラの穴なんだね」
「長く続いているけど、手で掘れないよ、木も入らないし…」
そこで園からホースを持参しました。
「ワー、これなら入るね」
「どこまで行くのかなあ」
夢中で掘り続けた穴は、縦横無尽に広がり園バスの長さほどありました。
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| 3.研 究 |
「モグラってどんな生き物?」
「何を食べるのかな?」
「どうやって寝るの?」
「敵は何?」
「調べてみようよ」
園の本で足りず、図書館で本を借りてきました。家で保護者の協力のもと、コピーを取ってきてくれたり、調べ学習に熱が入りました。
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| 4.表現、お話作り 〜 身体表現 |
「ぼくたちで調べたことを発表します」
「みんな聞いててね」
年長ばかりでなく、年中、年少さんも集まってきて、モグラについて調べたことを伝えたり、質問に答えました。また、分かったことをもとに子どもたちでお話を作りました。「秋のプレイデイ」では即興の曲に合わせて、身体表現をしました。
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<モグとグラの大冒険>
- モグラ
- へ び
- かまきり
- ちょうちょう
- くわがた
- ミミズ
1.はじめてのお散歩
これは、大谷沢の林に住んでいるあるもぐらのお話です。
もぐらのモグちゃんは、お友だちのグラちゃんと一緒にはじめてのお散歩にでかけました。土の中をえっさかほいさか掘っていって時々ひょいっと顔をだす。えっさかほいさか掘っていって時々ひょいっと顔をだす。
ある時、ミミズをみつけました。ミミズはもぐちゃんたちの大好物。さっそく追いかけていって食べようとしました。そーっといって、そーっといって・・・それ! あれ。つかまえられません。
もう一回。
そーっといって、そーっといって・・・今度はグラちゃんとはさみ打ちにしようとトンネルの中でミミズを待っていましたが・・・それ! あれ?つかまえられません。
ミミズは逃げていってしまいました。
モグちゃんとグラちゃんはしょんぼり。
ちょっと疲れたので、お散歩をやめてお昼寝をしました。
2.夢の中で教わったこと
夢の中で・・・
- ちょうちょうがとんできました。ひらひらと気もちよさそうに花の蜜で紅茶をいれてくれました。
そして、もしへびにであったら・・・「へびはこちょこちょされるのがきらいよ!」
- くわがたもやってきました。甘い木の汁でホットケーキをやいてくれました。
- そして、もしへびにであったら・・・「しっぽが弱いからかみつけ!」
- かまきりもやってきて、かまきりダンスを教えてくれました。
- そして、もしへびにであったら・・・「くるくるくるくるまわれば目をまわすぞ!」
- お腹いっぱいホットケーキを食べてモグちゃんとグラちゃんはとっても幸せでした。
3.へびとの戦い
ぐらぐらぐら。(全員)「地震だぁー!」
大きな地震に慌てて頭を隠し身を守りました。
しばらくして、地震もおさまり、お腹がすいたモグちゃんとグラちゃんは今度は本気でえさを探しにいきました。鼻をくんくんさせて夢中になって探していると目の前にミミズが!!
今度こそ!!静かにミミズに近よりものすごい速さでパッとミミズを捕まえました。
モグちゃんグラちゃんがパクッとミミズをくわえたそのときです。
「俺の獲物を横取りするなー!」と突然へびが現れました。
へびもお腹がすいています。へびはじわじわとモグちゃんたちに近づいてきました。さぁ、大変!
そこで、夢の中にでてきたちょうが教えてくれたことを思い出しました。
「へびはこちょこちょされるのがきらいよ」 ── こちょこちょ攻撃です。
くわがたが教えてくれたことを思い出しました。
「しっぽが弱いからかみつけ」 ── それでもまだまだ・・・
かまきりが教えてくれたことを思い出しました。 ── 最後の作戦です。
「くるくるくるくるまわれば目をまわすぞ」
モグちゃんはへびにたちむかっていきました。
とうとうへびは目をまわし、よたよたしながらおうちに逃げ帰っていきました。
モグちゃんとグラちゃんは夢ではなく本当にごちそうをお腹いっぱい食べました。
あぁ、幸せ。
モグちゃんとグラちゃんははじめてのお散歩が、へびと戦う大冒険となりました。ふたりともくたびれて、でもとっても幸せな気もちになっておうちに帰っていきました。
もぐちゃんのお散歩は、へびとたたかう大冒険となりました。
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| 5.モグラに会いたい! |
「モグラって大きいのかな!」
「捕まえられる?」
「見てみたい!」
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| 子どもたちの希望によりモグラに会いに行くことになりました。どこに伺えばモグラのことをより良く観察できるか保護者の方で調べた結果、電車を乗り継いで「多摩動物園のモグラ館」に出かけていきました。丁寧に細かく説明してくれた上に、一般の人が見れない裏の小屋まで案内してもらうことができました。子どもたちは益々モグラ博士になったようです。
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| 6.表現、お話 PART2 〜 作品作り 〜 人形劇へ |
「また違うモグラのお話、作ろうよ」
「人形劇にしたいな!」
どうやって人形を作るか計画表を作りましょう。
「どんなお人形作りたい?
作りたいお人形の形や材料、作るにあたって欲しい教材があると思うので、おうちでよーく考えてきてね」と子どもたちに投げかけました。
子どもたちの遊びの中で流行っていた人形劇から、人形作りに挑戦してモグラのお話を上演することになりました。そのための計画表を作り、粘土で作る子、布で作る子、いろいろな素材を自分で選びながら、オリジナルな人形が出来ました。
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| 7.生活作品展 |
「見て、僕の作ったモグラ!」
「チョークで布に土の中の絵を描いたよ」
「初めて縫い物したよ」
子どもたちが自分の好きなものを造形や絵画、縫い物、釘打ちなど色々な手法を使って表現します。自分で工夫しながら作品のレイアウトも考えます。
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